学部教育課程

ホーム >> 学部教育課程

カリキュラム

化学工学科の学習内容は,1年次では3類共通の学習課程に従うが,2年次で学科所属以後は,各コースそれぞれの学習課程に従う。
 化学工学コースのカリキュラムを図“化学工学コースの工学教育プログラム”に示す。

化学工学コースのカリキュラムは,(i)工学の基礎および幅広い視野を身につけるための工学基礎等の科目,(ii)プロセス工業で必要とされる単位操作を修得するための科目,(iii)工学貢献分野における全体の流れを総括的に取扱う合成・設計論を修得するための科目に大別される。
 まず3学期には,基礎科目である化工数学,化学工学量論,物理化学,有機化学,電気学などを推奨し,ケミカルエンジニアとして必要な基 礎知識の修得を図る。
 4〜6学期には移動論,エネルギー操作,物質移動操作,機械的操作,化工熱力学,反応工学,プロセス工学,触媒化学,材料科学,装置の設計と材料,プロセス安全工学,無機化学,高分子工学などを推奨し,専門科になるために必要な知識・手法の修得と幅広い視野の育成を目指している。
 3〜5学期の専門教育では,特に毎学期,情報処理の講義を設置し,コンピュータ利用技術の徹底教育を行い,6学期には創成科目としての化学プロセス設計実習を設置し,学生自らが問題を見つけ出すと同時にプロセス工学の技量を磨き上げ,問題解決に当たる能力を自発的に養うための機械を設けている。
 実験に関しては,3〜5学期の応用化学実験において基礎技術の取得を目指し,6学期に設置した創成科目としての化学工学実験においては,独創的なアイデアを引き出すための実験の場を提供する。
7学期と8学期には,学士論文研究と化学工学者としての幅広い知識を身につけるための総合工学的科目を設けている。