藤墳大裕

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専門分野

反応工学、エネルギー工学

研究紹介

化石資源の枯渇、とりわけ質の良い資源の枯渇に伴い質の悪い資源の利用開発が不可欠となっています。そこで現在あまり利用されていない質の悪い石炭（褐炭）、バイオマス等の低品位炭素資源を高効率でエネルギー源、化学原料源に転換するプロセスの開発を目指し、以下のような研究に取り組んでいます。

1. 反応分離による低品位炭素資源からの化学原料源調製プロセスの開発
2. 褐炭の自然発火機構の解明および酸化反応速度解析による自然発火予測

学歴

2009年  京都大学　工学部　工業化学科　化学プロセス工学コース　卒業
2011年  京都大学　大学院工学研究科　化学工学専攻　博士前期課程　修了
2014年  京都大学　大学院工学研究科　化学工学専攻　博士前期課程　修了
　　　　　　博士（工学）取得
             

 

職歴

2014年  京都大学　エネルギー理工学研究所　特定研究員
2015年  東京工業大学　大学院理工学研究科　化学工学専攻　助教

発表論文

1. Fujitsuka, H., Ashida, R., Kawase, M., and Miura, K. “Examination of low temperature oxidation of low rank coals aiming at understanding their self-ignition tendency.” Energy & Fuels, 28, 2402-2407 (2014).
2. Fujitsuka, H., Ashida, R., and Miura, K. “Upgrading and dewatering of low rank coals realizing the suppression of self-ignition tendency through solvent treatment around 350 °C.” Fuel, 114, 16-20 (2013).