地元新聞の報道


マグデブルグレポート(マグデブルグの地方新聞)

1997年9月14日(日曜日)


マグデブルグの日本人学生達

「E-mailによる故郷との連絡」

 オットー・フォン・ゲーリック大学は,9月17日までの予定でマグデブルグに滞在している17名の日本人学生達それぞれに対し,計算機センターのE-mail番号を与えた。その結果,若者達は何千キロも離れた故郷にメールを即座に送ることができ,ホームシックに掛かるようなことは全くない。彼等のサマーコースの長期間にわたるプログラム全体にも同様に様々な配慮がなされている。

 極東からの学生達は大学の科学者達の仕事を垣間見たり,マグデブルグ,ポツダム並びにベルリンの名所を訪ねる機会を持つ予定である。その他に教授による講義やドイツ語会話の勉強ももちろん計画されている。

 週末の内の一回は,昨年日本のゲストファミリーに暖かい歓迎を受けたマグデブルグの学生とその家族が,今度は日本人達のゲストファミリーとなり彼等をもてなすことになっている。

 3年前にマグデブルグと新潟の大学は初めて協定を結んだが,その後活発な学生と科学者の交換がなされているのである。

(電気電子工学科 佐藤 孝 訳)