専門分野
マイクロ移動現象操作、CFD (Computational Fluid Dynamics)、レオロジー、機械的操作、流体工学、医用化学工学
研究テーマ
マイクロ化学プロセス装置内の流動を中心として以下のような研究を行なっています。
光触媒マイクロリアクターを用いた二酸化炭素の再資源化
本研究では環境問題の解決を目指すため、光触媒を用いての二酸化炭素の再資源化に着目しています。
今までのこの反応に関する多くの研究では、バッチ系(ビーカー内)行われていましたが、私たちはマイクロリアクターを用いて、そのメリットを最大限に生かすことで、このプロセスの改善を行っています。良い結果が得られるよう、日々実験および装置作りに励んでいます。
マイクロ流体技術 (Microfluidics)による微粒子の分離分級
研磨剤として使用された酸化セリウムをリサイクルするために,マイクロバブルに酸化セリウムを吸着させ,分級する手法の開発と最適化を目的としている.
マイクロリアクター内気液二相流のモデル化と光触媒反応の強化
医薬品原料などの高付加価値化学品を作るプロセスに、マイクロリアクター内気液二相流にて光触媒反応の適用し、そのモデル化及び強化を行っています。
- マイクロスラグ内の混合現象と晶析操作の最適化
- マイクロ混相流のための擬似的直接数値計算手法(Macroscopic Particle Model)
- DEM(Discrete Element Method)-CFD連携による大規模複雑境界の詳細自動生成と充填層型反応器のプロセス強化
- 複雑流体混合インペラのCFD援用設計
- DEM-CFD連成による粒子間及び粒子−装置間の相互作用評価